ステロイドを使ったアトピー治療って実際どうなの??

「ステロイドを使い続けてるけどこのままでいいのかな?治らないなぁ。副作用が怖い。。。」

     

こんな疑問に答えていきます。

 

本ブログの内容

1そもそもステロイドとは

2ステロイドの長所と短所

3鍼灸師としての考え

4まとめ

 

1そもそもステロイドとは

まずステロイドからお話ししていきます。

 

ステロイドはアトピー性皮膚炎で皮膚科に行けばほぼ100%処方される薬です。使っているかたも多いと思います。

 

ステロイドは炎症を抑える薬でかゆみ、湿疹を抑える働きがあります。

塗り薬と飲み薬がありますが、皮膚科で処方されるのは塗り薬です。

ステロイド剤には5つの強さのレベルがあります。

アトピー性皮膚炎の症状、体の部位によってお医者さんが処方してくれますが、

指示を無視して使うのは症状を悪化させる危険があるので注意が必要です。

 

ここで重要なのがステロイド剤はあくまで対症療法と言って、症状を抑えるものです。

鼻水が止まらない時に鼻水が出ないようにしたり、咳がでないようにしたり。

要はその場しのぎのもので治った訳ではないです。

 

もともとステロイドは体の副腎と言われる場所で作られるホルモンの1つで、この副腎の機能が落ちることによってアトピー性皮膚炎などのアレルギー症状が出る原因とも言えます。

なんで副腎は疲労してしまうのか?

 

例えばこのようなものがあります。

・ストレス

・食事

・生活習慣

こうした影響を受けて疲労してしまうんです。

内臓自体が敏感だし、常に疲労してるんです。

これが皮膚だったり、筋肉なら乾燥してきたとか、吹き出物ができたとか、筋肉痛だとか分かりやすいけど体の中のことは分かりにくいですよね。

2ステロイドの長所と短所

ここではアトピー性皮膚炎の患者さんにとってステロイド治療の長所と短所について見ていきます。

長所ですがステロイドを使うと症状をすぐに抑えられます。特に症状が強い場合は短期間なら有効な手だと思います。あくまで短期間ですが。。。

実際にうちの院で施術される患者さんの多くはステロイドを始めは併用されています。

短所については一番は副作用です。

ステロイドを長期間使い続けていたり、使用方法が間違っていたりすると『ステロイド依存性皮膚症』となって使わないと生活できないという可能性があります。

ここまでくると自然に治るはずのものが治らず、かえって重症化するケースも多いです。

ステロイドは体の副腎で作られるのですが、大量にステロイド剤を使っていると体で作らなくていいと判断してしまいます。そうなると本来自然と治っていく自然治癒力が弱まっていきます。

3鍼灸師としての考え

ここまでステロイドについて説明していきました。

ステロイドはあくまで症状を抑え込むもの。

対症療法だということをわかった上で使うことが大事です。治るわけではないです。

骨折して痛みがあるから痛み止めを飲んでる感じ。痛み止めを飲むからって治るわけではないですよね 。

アトピー性皮膚炎で悩まれてるかたの多くは10年以上ステロイド剤を使い続けているけど良くならないかたが多いです。いまブログを読んでいる方もそのような方が多いのではないでしょうか?

うちの院でもステロイドを使い続けてたけど良くならなかった。他の治療の選択肢をさがして来院されるかたが多くいます。

ステロイドを使い続けて本来の体が持っている、アトピー性皮膚炎を治す仕組みがバグっている状態なので根本原因を探って体質改善をしていくのがうちの院の特徴です。

体の中から良い状態にしていくことでアトピーは十分回復することが可能だと見ています。それが人によってハリが良いのか、お灸が良いのか、整体が良いのか、それとも組み合わせるのが良いのか見極めが大事ですけどね。

4まとめ

いかがだったでしょうか?

ステロイドにたいして何となくイメージができたと思います。

 

ステロイドは良い、悪いがありますがこれは人によって意見が分かれます。

お医者さんでも意見が違ったりするので。。。

 

ただ、ステロイドなどの薬を一生使わない生活を送りたいのがみなさんの本音だと思います。

現在ステロイドを使い続けている、脱ステロイドして頑張っているかた、ぜひ僕に相談してみてください。きっとあなたのお役に立つことができると思います。

以上すはだ鍼灸院でした〜